痛風と診断されても慌てない

痛風と診断されても慌てない事!

痛風診断

 痛風と診断されても、何もあわてることはありません。痛風の原因が尿酸の代謝異常であることがわかってからは、優れた薬も開発されています。医師の指示に従って治療を続けていけば、不自由なく日常生活を送ることができます。
痛風の治療を行ううえで大切なのは、その日的を正しく知ることです。痛風の自覚症状は激痛をともなう発作ですが、たとえ痛みが消えたとしても、病気が治ったわけではありません。根本にある高尿酸血症を治療することが、何より大切なのです。

 

高尿酸血症の治療は、さまざまな合併症の予防にもなります。また、高尿酸血症を放置していると、いつ、再び発作におそわれるかもしれません。発作の最中に病院へいくと、まずは発作に対する治療をしてくれますが、これはあくまでも一時的な緊急処置です。根本的な治療は、発作がおさまってからはじまります。

 

痛風の治療目的は、痛みという症状を消すことだけでなく、生涯にわたって尿酸をコントロールし、発作や合併症を予防し続けることにあります。短期間で終わる治療ではありませんから根気がいりますが、不自由なく日常生活を送るため、そして長生きするためには、不可欠だということを理解してください。

 

高尿酸血症の治療の注意点

 高尿酸血症の薬を服用する際には、注意しなければならない点がいくつかあります。

 

まず一つが、治療を開始して半年ぐらいは、逆に発作が起こりゃすくなるということです。なぜなら、薬によって血液中の尿酸濃度が急激に下がると、関節などにたまった尿酸が結晶になりやすくなるからです。尿酸値が上昇すると体内の尿酸が結晶化して、発作を起こしゃすくなるということは先にも述べましたが、尿酸値は急激に下がっても発作を誘発してしまうのです。

 

ですから発作の原因となるような生活はつつしまなければなりません。深酒や激しい運動、ストレスなどは極力避けるようにしてください。もしも発作の前兆があったら、コルヒチンを1錠服用します。

 

また、尿酸排泄剤を服用している人は次の二つの点に注意してください。

 

一つは、尿が酸性に傾いている人は、尿をアルカリ性に保つため、重曹を一緒に飲む必要があります。酸性の尿中に大量の尿酸が排泄されると、尿路結石ができやすくなるからです。ただし、重曹はナトリウムを多く含んでいるので、塩分の制限をしなけ
ればならない人は注意してください。
もう一つは、尿の量を1日2リットル前後にするため、番茶や紅茶など利尿作用のある水分をたくさんとることです。尿の量が多くなれば、その分尿酸の排泄が多くなると同時に、尿路結石の予防にもなります。